ファミコンCDとは?

ファミコンCDとは実際には存在しないファミコンディスクシステムのようにファミコンにつながる周辺機器のことです。ファミコンCDプロジェクトはもともと2023年2月にKing Mayroによりつくられました。ファミコンCDにどんなゲームができたかというモックアップを作るプロジェクトのなかに、マリオCDが取り入られました。

ファミコンCDはどういうもの?

ファミコンCDは別の世界ではあったかもしれない1989/1990年に発売されたファミコンの周辺機器、また2in1のゲーム機です。これ以前にフロッピーディスクを活用した「ファミコンディスクシステム」という機種の噂がありましたが、結果的に発売せず、ファミコンCDに開発が移りました。

1987年 - 任天堂R&D1によりファミコンCD、及びマリオCDの開発が始まる。

1989年 - 日本でファミコンCDが発売し、ある程度売れ始める。(この世界ではまだゲームボーイ、マリオランドは存在していない)

1990年 - 北米でファミコンCDがNESCDとしてマリオCDを同梱ソフトとし発売され、北米限定の合体機種も発売された。知名度は高いが、想定されていたほど売れない。

1991年 - 北米のほうでは人気がなく、製作が高いため製作が停止され、スーパーファミコン(SNES)の宣伝を重視し始めるが、周辺機器版は90年代をかけて人気が残る。日本ではまだ人気がよくあり、MOTHERやメトロイドのCD版などが発売される。

1990/1991年 - 任天堂R&D1がゲームボーイカラーをゲームボーイとして開発しはじめる。スーパーマリオランドは主にスーパーマリオブラザーズCDを元にして作られる。

ファミコンCDはただのCD音声のファミコンではなく、ほぼ全面的なアップグレードとなっている。

• 16ビットのCPU

• 背景のレイヤーが4枚まで使える(主にプラットフォームゲームで使える)

• CD音声

• DPCMチャンネルがさらに1つ増え、シンセサイザーチャンネルがCD音声用に追加

• 8つのDPCMチャンネルとビット音声用の1つの拡張シンセサイザーチャンネル

(サウンドは全てファミコンの2A03でできている)

• 一度に1レイヤーに使える透明化効果

• タイルマップをつかったFMV

• 一度にスプライトが112体同時表示

• XYボタンとLRボタンが追加された新しいコントローラ(新しいコントローラにかかわらず、ファミコンCDで普通のコントローラが使えるゲームもある)

• ファミコン特有の色以外の15ビットRGBパレットの色を直接ピクセルとして表示

ファミコンCD、及びマリオCDの開発は任天堂に強制停止されますか?

非公式のものでは必ずリスクはありますが、過去を見てみるとマリオワールドのモッドはかなりの年月の間任天堂に特に制限なく作られているので、スーパーマリオブラザーズCDも基本的に安全だと思われます。

マリオCDにより我々は著作権の侵害、及び違法ダウンロードの支援するつもりは一切なく、経済的利益をするつもりもありません。

最終的には法律上の権力は任天堂にあるため、簡単に答えられることではありません。しかし、なにか変化がない場合は開発に危機はないと思われます。